サイトへ戻る

🃏無差別事件を生き抜く

5つの身体知

🚞2021年10月31日日曜午後8時京王線車内

· 無差別,事件,生き抜く,身体知,京王線車内

こんにちは!

榎本澄雄です。

7月19日、日曜日。

明日は海の日、土用の入りです。

私は今日、

立教大学池袋キャンパスで

司法試験の予備試験を受けています。

🃏無差別事件を生き抜く

5つの身体知

🚞2021年10月31日日曜午後8時京王線車内

Section image

2020年10月8日から

2021年11月2日まで

私がリスク対策.comに

連載していた記事を紹介します。

リスク対策.com

危機管理とBCPの専門メディア

https://www.risktaisaku.com

私はリスク対策.comから撤退し、

過去の記事を削除してもらったので、

現在は閲覧ができない状態となっています。

👇

2021年11月2日 リスク対策.com

メタバース思考の凶悪犯人から鉄道乗客の救出確率を上げる5つの提言

京王線無差別刺傷事件をきっかけに考える犯罪心理入門

https://www.risktaisaku.com/articles/-/60480

第1回の記事はこちらです。

👇

Section image

テレビでは解説されない刑事事件

企業犯罪VS知能犯刑事

麻布署6年の研究と発見 第1回

https://www.kibiinc.co/blog/2024-11-22

第2回の記事はこちらです。

👇

Section image

横領するパワハラ犯人

企業犯罪VS知能犯刑事

麻布署6年の研究と発見 第2回

https://www.kibiinc.co/blog/2024-12-24

第3回の記事はこちらです。

👇

Section image

なぜ詐欺師が得するのか?

企業犯罪VS知能犯刑事

麻布署6年の研究と発見 第3回

https://www.kibiinc.co/blog/2025-2-3

第4回の記事はこちらです。

👇

Section image

「家族が被害に遭いました。どうすれば助けられますか?」

企業犯罪VS知能犯刑事

麻布署6年の研究と発見 第4回

https://www.kibiinc.co/blog/2025-6-11

第5回の記事はこちらです。

👇

Section image

傍観者の刑事が無視できなくなる事件相談

企業犯罪VS知能犯刑事

麻布署6年の研究と発見 第5回

https://www.kibiinc.co/blog/2025-8-10

第6回の記事はこちらです。

👇

Section image

生存賭けた地面師詐欺捜査本部

企業犯罪VS知能犯刑事

麻布署6年の研究と発見 第6回

https://www.kibiinc.co/blog/2025-8-16

第7回の記事はこちらです。

👇

Section image

不正を暴く

トリックスター列伝

企業犯罪VS知能犯刑事

麻布署6年の研究と発見 第7回

https://www.kibiinc.co/blog/2025-8-26

第8回の記事はこちらです。

👇

Section image

🤖AI時代の文系サイバー捜査

⚖️刑法第230条 名誉毀損罪​

https://www.kibiinc.co/blog/2026-5-5

メタバース思考の凶悪犯人から

鉄道乗客の救出確率を上げる5つの提言

(京王線無差別刺傷事件をきっかけに考える犯罪心理)

Section image

こんにちは。

元警視庁刑事の榎本澄雄です。

 

2021年10月31日、日曜の午後8時ごろ、

東京都調布市を走行中の京王線車内で、

刃物による無差別刺傷・放火事件が起きました。

 

報道によると17人が受傷し、

72歳の男性が意識不明の重体。

警視庁は現場にいた24歳の男性を殺人未遂で逮捕しました。

 

犯人は取調べに対し

「人を殺して死刑になりたかった。

2人以上殺せば死刑になると思った。

8月に起きた小田急線での事件を参考にした」などと供述しているそうです。

 

2021年10月15日にはペティナイフによるJR上野駅通り魔事件、

2021年8月6日には牛刀による小田急線刺傷事件が発生しています。

2018年6月9日には鉈による東海道新幹線車内殺傷事件が起こっています。

今回は鉄道会社としての危機管理、

市民としてあるいは企業として従業員を守るためにどのような取り組みが必要か、

以下のとおり「凶悪犯人から鉄道乗客の救出確率を上げる5つの提言」をいたします。

 

提言1 凶悪犯人のメタバース思考を垣間見る

提言2 鉄道無差別刺傷事件に注意すべき時期を予測する

提言3 鉄道・行政が警告を発すべきアナウンス

提言4 鉄道車内を観察して救出確率を上げる

提言5 メタバース思考から有事即応の身体性を取り戻す

Section image

提言1 凶悪犯人のメタバース思考を垣間見る

メタバースとは、

インターネット上の仮想空間のことです。

犯罪者、凶悪犯人にはさまざまなタイプがいます。

 

京王線の事件、

小田急線の事件、

東海道新幹線の事件を見ると、

犯人は現実世界に適応できず、

仮想世界を夢見ているように見受けられます。

 

凶悪犯人の「メタバース思考」を垣間見ることが、

私たちにとって、どのようなベネフィットがあるのか簡単に説明します。

 

いわゆる犯罪者と呼ばれる人たちと普段、

接することがない一般市民の皆さんは、彼らが見ている「異なる世界」や彼らの恨み辛み(痛み)を知ることがありません。

 

彼らが見ている世界(メタバース)を想像する、

彼らの頭の中の「映像」(真の課題)を覗き見る「視点」を持つと、

刑事が犯罪捜査するように、犯罪者の意図や行動を予測することができます。

 

我々と彼らの「異なる世界を繋ぐ」ことが、

鉄道無差別刺傷事件のような予測できない有事の即応に繋がるのです。

 

彼らは社会で生きづらさを抱え、

通常人には理解不能な独特のサイコ・ロジック(複雑な思考パターン)で意思決定しています。

 

現実世界で

「何も成し遂げられなかった」

(少なくとも、本人はそう思っている)人物が、

「何事かを成し遂げよう」とした時に、「負け組が一瞬で(一瞬だけ)勝ち組になる方法」を考えた。

 

「ゲームのように自分が圧倒的に勝利できる」

メタバース(仮想空間)を環境設定したのが、

一連の鉄道車内無差別刺傷事件の特徴だと私は考えます。

 

進行する鉄道車内という密室の中で、

男性の犯人は刃物を所持し、犯人が攻撃する被害者には何も武器を持っていない「無力な女性」や「高齢の男性」を選択しています。

 

犯人が刺傷した被害者は、

「社会の恨み辛みを投影した対象」であって、

その人自身に面識があったり、怨恨の感情を抱いている訳ではありませんでした。

 

犯人が警棒やけん銃を所持する警察官と格闘して受傷したという報道は聞いていません。

 

「社会的弱者の犯人」が、

「物理的・身体的弱者の被害者」だけを選び、

決して犯人が怪我をするような環境を選んでいないのです。

 

このことからわかるのは、

「犯行の容易さ」という一択です。

『犯罪者はどこに目をつけているか』

清永賢二+清永奈穂=著(新潮社)では

「狙われやすい六つのタイプ」が挙げられています。

 

1 襲うだけの価値がある者

2 無防備である者

3 体力がない者

4 心理的強度が弱い者

5 孤立している者

6 襲いやすい環境下にいる者

一般の犯罪者は

「犯行の容易さ」以外に

必ず「逃げやすさ」も考慮します。

 

警察に捕まりたくない、

刑務所に入りたくないからです。

 

ところが、

一連の鉄道車内無差別刺傷事件では

「逃げやすさ」を考慮していないような言動があり、以下の3つの特徴があります。

 

1 無抵抗の弱者を傷つけたい

2 自分は肉体的な痛みを味わいたくない

3 現実社会で生きていけないから、警察に捕まることで間接的に自滅を望んでいる

京王線車内の無差別刺傷・放火事件では、

犯人がハロウィーンに乗じて2019年公開の米国映画「ジョーカー」の主人公に扮装していたと報道されています。

 

ジョーカーは、

トランプで「最後の切り札」であり、

道化師、トリックスターの象徴です。

 

犯人のメタバース思考を垣間見ると、

ノアール小説の主人公のように既存の秩序を撹乱するアンチヒーローになりたかったのでしょう。

 

京王線事件の犯人は、

警察に捕まることを恐れていないため、

電車内に防犯カメラがあっても犯行自体の抑止力にはならない可能性が考えられます。

 

むしろ自分の映像を世間に見せつけるために犯行に及んだかのようです。

 

人の「注目を集める」こと、

自分が「映画の主人公になる」ことを考えて、

「都心方面へ向かう新宿行きの上りの特急電車」を選んだのかもしれません。

Section image

提言2 鉄道無差別刺傷事件に注意すべき時期を予測する

2021年12月から2022年12月までの約1年間は「特に注意が必要な時期」だと私は予測しています。

 

一般に年末は事件が起こりやすく、

ここ数年間で同種事件が連続発生しているからです。

 

鉄道殺傷事件がまた起こる可能性はあります。

 

私の経験上、

対人関係のトラブルを起こしやすい人は、

「季節の変わり目」「気候や気圧の変動」の影響を受けやすく、

体調不良になってパニックやフラッシュバック、自傷・他害を起こしやすい傾向があります。

 

また、

彼らは年末年始や月末月初を含めた

世の中的な「行事」「節目」にも影響を受けるので、

このような時期には事件が起こりやすいと考えています。

 

彼らにとって自傷・他害・パニックとは、

自身の恨み辛みを解消するための自己治療なのです。

年末年始、

年度始め、

気圧の変化、

季節の変わり目、

学校、企業の行事や

広く世間でイベントがある「節目」は、

クレーム、トラブル、ハラスメント、自傷・他害・パニック、

不登校や出社拒否などが起きやすい時期だと私は考えています。

2021年10月31日、

日曜の午後8時ごろに発生した京王線車内無差別刺傷・放火事件は、

衆議院議員総選挙の投票日(投票時間が午後8時まで)で、ハロウィーンの夜に起きました。

 

2021年8月6日、

金曜の午後8時30分ごろに発生した小田急線刺傷事件は、

東京オリンピックが8月8日に終わりを迎えようとする終盤の日に起きました。

 

世間の注目を集める行事、

イベントが東京都内で起こっており、

警察の警戒警備もそのイベントがある地域や繁華街に集中しているので、そのイベント以外には人々の注意が向きにくい時期でした。

 

人の注目がイベントに集まる時期に、

犯人が無差別刺傷を起こすことで、より一層自分自身に世間の注目を集めることが可能です。

 

ですから今年(2021年)は、

特にクリスマスと年末が要注意です。

 

小田急線、京王線以外の都内鉄道各社は、

より一層警戒警備に注力すべき時期と考えられます。

 

遠くない時期に、

また事件が発生すると思った方が良いでしょう。

 

重要なことは、

私の予測が「当たる」「当たらない」ではなく、

注意すべき時期を予測することで皆さん自身の行動変化を促すことです。

Section image

提言3 鉄道・行政が警告を発すべきアナウンス

本日(2021年11月1日)、

所用があって私は都内の私鉄(京王線ではありません)に乗りました。

 

前日(10月31日)に京王線車内無差別刺傷・放火事件が起こったばかりでしたが、駅も改札もホームも車内もいつもと変わらない日常でした。

 

変わっていたことは車内の乗客が読む新聞1面に京王線車内無差別刺傷・放火事件の見出しが載っていたことだけでした。

 

特別な構内アナウンスもなく、

車内アナウンスもありませんでした。

駅やホームで特別の警戒警備をしている様子もありませんでした。

 

私は危機感を覚えました。

 

前日に刺傷事件が起こったばかりで、

鉄道各社も対応が間に合っていないのだとは思ったのですが、本当にそれで良いのでしょうか。

 

少なくとも乗客が安心できるように、

また犯罪者に警戒心を抱かせるように、

特別な構内アナウンスや車内アナウンスをしていただきたかったと私は思いました。

 

数年前、

私が中国上海へ渡航した際、

地下鉄の駅入り口におそらく警察官の権限を持つであろう制服姿の職員がいて、簡単に乗客の手荷物検査をしていました。

 

日本もかつては国鉄に鉄道公安職員がいましたが、

国鉄が民営化される際にその役割は各都道府県警の鉄道警察隊に組み込まれました。

 

現在、

鉄道警察隊は鉄道各所の警戒警備、

警乗、職務質問や所持品検査に充分な人員を割り当てられていないと思います。

 

鉄道会社が金属探知機で刃物を探したり、

所持品検査を実施することも、乗客の人数と鉄道職員の人数を考えると、現実的には難しいでしょう。

 

もちろん鉄道職員には警察官のような権限はありません。

 

ですから、

各警察署の制服警察官には、

駅構内や改札、ホーム、場合によっては車内において、

形式的な職務質問ではなく、実質的な所持品検査を積極的にしていただきたいと願います。

 

警察官の行動が

犯行を「下見」する人物に発する警告となります。

Section image

提言4 鉄道車内を観察して救出確率を上げる

『観察力を磨く 名画読解』エイミー・E・ハーマン=著(早川書房)では、緊急事態に優先順位をつける三面アプローチを紹介しています。

 

1 私は何を知っているか

2 私は何を知らないか

3 私は何を知らなければならないか

 

私が電車に乗ったらまず知っておきたいことは、

「非常通報装置」「消火器」「非常用ドアコック」の3つです。

非常通報装置は車内だけでなく、

ホームにもあるので場所を覚えておきましょう。

 

消火器は消火活動だけでなく、

刃物を持った相手を撹乱するために使用することもできます。

 

事件、事故が起こった際の「逃げ道」や

自分の所持品で「刃物の攻撃を防御できる物」があるかどうか、イメージトレーニングしておくと良いでしょう。

 

電車で不審者を探し出せるような眼力を持つ人は多くないと思いますが、

車内でスマートフォンを注視し始める前に、自分なりのセンサー(目付け)を張っておきましょう。

前述の『犯罪者はどこに目をつけているか』では

「不審者の見分け方」を3段階で紹介しています。

 

1 変な人は「似合わない」

2 怪しい人は「コンタクトを取ろうとする」

3 危ない人は「追って来る」

変な人は「似合わない」とは、

季節や乗り物、環境に対して不自然な人相や着衣をしているということです。

 

勘違いでも良いので、

違和感を覚えたら車両を移動したり、電車を降りることが有効です。

 

京王線事件の犯人は「ジョーカー」の仮装をしていたそうですが、

ハロウィーンの仮装とは言え、ジョーカーには反社会的要素が強いので、

そのキャラクターを好んで真似る人物にもその傾向があると言って良いでしょう。

 

怪しい人は「コンタクトを取ろうとする」とは、

「目の前の獲物を手に入れたい」という強いメッセージを発して、視線、表情、小さな行動、言葉で接触してくることです。

 

犯行直前の当たり行為、

ターゲットの確認行為と言っても良いでしょう。

 

犯行を決意する前に「勢いをつける助走」のようなものです。

 

京王線の事件では、

犯人が男性を刺す前に殺虫剤のスプレーを噴射したと言われています。

 

危ない人は「追って来る」とは、

犯行を決意して、あるいは犯行を継続して被害者を追いかけて来ることです。

 

京王線事件の犯人は、

手に刃物を持ったまま乗客を追いかけて電車を移動したと言われています。

 

犯人は「ゲームのように自分が圧倒的に勝利できる」メタバースとして、

逃げ場のない電車内を無差別刺傷事件の犯行場所として環境設定しているので、逃げる被害者を追いかけるのは当然のことかもしれません。

Section image

提言5 メタバース思考から有事即応の身体性を取り戻す

私は駅のホームで電車を待つ際に、

後ろの方に並ぶようにしています。

 

不幸にも知らない人から故意に押された場合、

先頭に立っていると転落したり、電車に接触してしまう危険があるからです。

 

また、

満員電車ではもちろん不可能なのですが、

なるべく背後に人が立たないように気をつけています。

 

電車ではありませんが、

歩道で信号を待っている時も、

車道から離れて待つようにしています。

 

交差点で車が歩道に突っ込んで来たり、

誰かに背後から押されるかもしれないからです。

自分の「逃げ道」が確保できるようにイメージをしています。

 

現代人は、スマートフォンや日常生活の忙しさに本来の注意力や身体性を奪われています。

 

凶悪犯人にとって、

「容易い獲物」になっていると言っても良いでしょう。

 

この世はゲームのようであるとも言えますが、

怪我をすると身体から血が出て、痛い思いをします。

ゲームのようであっても、私たちは現実世界に生きています。

メタバース思考から私たち本来の身体性を取り戻すことが必要です。

一連の鉄道車内無差別刺傷事件では、

犯人は警察に捕まることを恐れていないと申し上げました。

 

1 無抵抗の弱者を傷つけたい

2 自分は肉体的な痛みを味わいたくない

3 現実社会で生きていけないから、警察に捕まることで間接的に自滅を望んでいる

犯人が恐れているのは、

「無抵抗の弱者すら傷つけられないこと」

「自分が肉体的な痛みを味わうこと」そして

「自分が適応できない現実社会でずっと生き続けていくこと」です。

 

素手の私たちが刃物を持った犯人に「肉体的な痛みを味わわせること」はまず不可能だと考えてください。

 

ですから、

まず自分が逃げる。

 

その次に他の人を逃す。

 

犯人を捕まえるのは諦めて、

安全な「空間と時間」(間合い)を確保した上で、警察に110番通報する。

 

どうしても逃げられない時、

攻撃されている人を守る時は、

自分の持ち物、鞄やベルト、上着、

消火器など道具を手に取って使うことも一つの手段です。

 

人間の脳には身の危険を感じた時の本能行動として、3つのFがあると言われています。

 

Freeze(固まる)、

Flight(逃げる)、

Fight(戦う)です。

 

恐怖の感情で肚が縮こまると、

脳がFreeze(固まる)状態になって、

目の前の犯人から逃げることが難しくなる場合があります。

 

恐怖を感じた時は息を吐くのではなく、逆に「息を吸って」みてください。

 

息を吸って下腹を空気で満たすと、

相手に飲み込まれるのではなく、こちらが相手を飲み込むような胆力が充実して来ます。

鉄道無差別刺傷事件が発生した際の行動モデルをまとめると、下記のとおりです。

 

(1) 恐怖で肚が縮こまったら、息を吸って下腹を空気で満たす

(2) 犯人を捕まえるのは諦めて、まず自分が逃げる

(3) その次に他の人を逃す

(4) 安全な「空間と時間」(間合い)を確保する

(5) 警察に110番通報する

(6) どうしても逃げられない時、攻撃されている人を守る時は、自分の持ち物、鞄やベルト、上着、消火器など道具を手に取って使う

Section image

令和の日本は個人レベルで有事即応スキルが求められる時代になりつつあります。

 

今までビジネスパーソンは、

仕事以外に英会話や会計、ITなどを学ぶ人が多かったと思います。

 

これからは、

自分自身の身体性に目を向けて、

護身術とまで言わなくても、広い意味で身体知について学び始める人が増えてくるでしょう。

 

私が関東管区警察学校で剣道の先生から教わった今でもよく覚えている言葉があります。

 

警察官は一般の方々よりも日々、

身体を鍛え、有事即応の身体性を維持しているように思われるかもしれないのですが、

警察官、特に刑事の仕事は激務で、睡眠不足、運動不足、ストレス過多の非常に不摂生な生活のため、退職後の寿命も短いのが実情です。

当時、

私の記憶が正しければ、

埼玉県警の剣道の先生から

埼玉県警の警察官は平均寿命が62歳だと聞きました。

「剣道を教えている立場からすると、毎日、術科(柔剣道や逮捕術、けん銃、マラソンなど)に励めと言うのが当然の指導だろう。しかし、現場に戻ると激務が待っていることもわかっている。だから毎日、術科に励めとまでは言わないが、せめて日々の運動習慣だけでも身につけて欲しい」

日々の運動習慣がある人とない人では、

危機の際に身体がさっと動くかどうか大きな違いが出るでしょう。

日々の運動習慣さえあれば、健康な生活を送り、有事即応の観察力や思考力も高まります。

 

以上、

今回は鉄道会社としての危機管理、

市民としてあるいは企業として従業員を守るためにどのような取り組みが必要か、「凶悪犯人から鉄道乗客の救出確率を上げる5つの提言」をいたしました。

 

危機管理・BCPの担当者さまから、

ご質問、ご相談やご意見などお待ちしております。

参考文献

 

『スマホ脳』アンデシュ・ハンセン=著(新潮社)

『犯罪者はどこに目をつけているか』清永賢二+清永奈穂=著(新潮社)

『ネゴシエイター 人質救出への心理戦』ベン・ロペス=著(柏書房)

『NYPD No.1 ネゴシエーター 最強の交渉術』ドミニク・J・ミシーノ+ジム・デフェリス=著(フォレスト出版)

『逆転交渉術 まずは「ノー」を引き出せ』クリス・ヴォス+タール・ラズ=著(早川書房)

『サイコパス』中野信子=著(文藝春秋)

『トリックスター群像』井波律子=著(筑摩書房)

『観察力を磨く 名画読解』エイミー・E・ハーマン=著(早川書房)

『FBIプロファイラーが教える「危ない人」の見分け方』ジョー・ナヴァロ+トニ・シアラ・ポインター=著(河出書房新社)

『FBI捜査官が教える「しぐさ」の心理学』ジョー・ナヴァロ+マーヴィン・カーリンズ=著(河出書房新社)

『ソマティック心理学への招待 身体と心のリベラルアーツを求めて』久保隆司+日本ソマティック心理学協会=編(コスモス・ライブラリー)

『頭を良くしたければ体を鍛えなさい』陳冲+望月泰博=著(中央公論新社)

『自傷・他害・パニックは防げますか?』廣木道心+栗本啓司+榎本澄雄=著(花風社)

『元刑事が見た発達障害』榎本澄雄=著(花風社)

『定本 危機管理』佐々淳行=著(ぎょうせい)

Section image

7月24日(金)18:30-20:00

オープンセミナーに登壇します。

特定非営利活動法人 日本リスクマネジャー&コンサルタント協会

第144回『元刑事の「説得しない」交渉術 苦情・営業・仲裁3つの限界点』
https://rmcaj.net/seminar/2026_144.html

🕵️‍♂️元刑事の「説得しない」交渉術

😵苦情・営業・仲裁3つの限界点

日 時:2026年7月24日(金)18:30-20:00(18:00受付)※ZOOM同時配信

会 場:日比谷図書文化館4階セミナールームA※【地図はこちら】
講 師:榎本 澄雄 氏(株式会社kibi代表取締役)
お問合せ:RMCA事務局|TEL:03-6892-4106|E-mail:
info@rmcaj.net

 

【セミナー概要】
リスクマネジャーにとって、苦情・営業・仲裁ほど気が重くなる仕事はないでしょう。
このセミナーに参加すると、3つのベネフィットを手にすることができます。

 

1. 自尊心を取り戻せる
2. 仕事が自己表現になる
3. 経済危機を乗り越えられる

 

警視庁辞職後、無職になり、非正規雇用を続けて、起業した講師が、苦情・営業・仲裁3つの限界点を経て、アルコール依存を克服し、研修講師、企業顧問、社会福祉法人の理事になり、ロースクール入学に至った「説得しない」交渉術をお話しします。

 

【講 師】榎本 澄雄(えのもと すみお)氏
株式会社kibi代表取締役
元警視庁警部補。麻布署知能犯刑事として自閉スペクトラム症者を被疑者とする事件を担当。署長によるパワハラを内部通報、更迭請求し警視庁を辞職。特別支援教育等の福祉現場に身を置く。著書『元刑事が見た発達障害 真剣に共存を考える』他。薬物犯罪対策など危機管理の講演も行っている。

 

【実 績】
2018年1月31日 『元刑事が見た発達障害』榎本澄雄=著(花風社)
2024年12月10日『社員による不正・犯罪予防』(アンファク)
2025年3月20日 警察官辞めたch出演【榎本澄雄】警部補で警視庁を辞めた男の警察官人生が壮絶だった。早稲田→警視庁→知能犯捜査係
2025年7月22日 東京都練馬区主催・法務省主唱「社会を明るくする運動」講演
2025年9月24日 街録ch~あなたの人生、教えて下さい~出演 元警視庁知能犯刑事/20億詐取の地面師詐欺の手口/警察幹部のパワハラ告発も37歳で無職/家族失い12年間離散
2026年5月20日 大学時報「NOが言えない つながりの薬物犯罪」

Section image

参加したい方は、

こちらをご覧ください。

👇

特定非営利活動法人 日本リスクマネジャー&コンサルタント協会

第144回『元刑事の「説得しない」交渉術 苦情・営業・仲裁3つの限界点』
https://rmcaj.net/seminar/2026_144.html

🌳kibi🦉

自己表現は、自己治療

こちらに登録するだけで、

あなたに必要な最新情報、

kibi log & letterを入手できます。

 

解除はいつでもできます。

kibi logは、あなたに必要ですか?

必要な方は、今すぐ無料登録してください。

👇