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俺の顧客は、だいたい俺です

(今回は、しばし私の自分語りにお付き合いください)

· 刑事,働き方,自己表現

前々回は、「私自身やあなた自身について語ろう」と締めました。

今回は、しばし私の自分語りにお付き合いください。

※私のプロフィールや最近の実績は、弊社サイトの下の方にあるので、ご存知ない方はこちらをご覧ください。

http://www.kibiinc.co

今日の午前中は、ある方に転職活動のアドバイスをしていました。

志望動機と転職理由、自己PRと長所と短所について。

なぜ、この仕事をしたいの? WHY

あなたはどんな人? WHO

あなたは何ができるの? WHAT

そして、あなたの想像する顧客はどんな人? WHO

私が転職活動やAO入試、新規事業開発などのコンサルティングを続けている中で、

あなたの「商品」(自分が貢献できること)で「誰を」(個人のお客さんや転職したい企業、入学したい大学など)幸せにしたいのか??

私のクライアントさんに聞き込んでいくと、

「その幸せにしてあげたい『理想の顧客像』って、それってだいたい、あなた自身のことじゃないの?」

ということがあります。

あるいは、「なかなか救われなかった、ちょっと前のあなた」だったりします。

(もちろん、未熟な私が、そう言うクライアントを無意識に選んでいる可能性もありますが…。)

私の卑近な例を申し上げます…

俺の顧客は、だいたい俺です。

俺の敵も、だいたい俺です(笑)。

あなたが、もがきそうなその場所で、その姿勢で、

ちょっと前までジタバタもがいてたのも、だいたい俺です(笑)。

私は、いつも、今でも、WHAT(商品)とWHO(自社と顧客)の往復運動を繰り返しています。

自分の「商品」を探してみて、作ってみて、提供してみて、

「お客さん」からフィードバックをいただきながら、

また「自分自身」を省みて、

「お客さん」を変えてみたり、

「商品」を変えてみたり、

今だに、試行錯誤を繰り返す日々…。

今でこそ、皆さまのおかげで、新規のお問い合わせからビジネスに繋がるような「幸運」が続いておりますが、2013年1月に警察を辞めてから、

アルバイトや業務委託、時には派遣会社で働きながら、今では赤面するような恥ずかしいFAXDMを出しまくったり、営業やPRとも言えないような訳の分からない、泥臭い活動

を続けていました。

警察にいたときは、警察官として、知能犯刑事として、それなりのキャリアと実績を残しましたが、辞職当初は仕事がなかったので、

交番の目の前にある深夜のコンビニで贔屓のお客さんを作ったり(2ヶ月でクビになりましたけど…)、

塾や予備校の講師として悩める学生さんたちにアドバイスしたり、

イタリアンバールでピザを窯で焼いてお客さんの呼び込みをしたり、

特別支援学級や放課後等デイサービスで、お子さんやご家族、先生をサポートしたり、

そんな経験もあって、私の場合は、

幾多の経済的、精神的なピンチを迎えて人生のどん底まで堕ちた覚えがある

ので、深掘りしていくと、

俺の顧客は、だいたい俺です(笑)。

「このキツかった体験は、今後、自分のように困っている他の誰かを救うよりほか、生かす機会がねぇ…(汗)」

と言うか、そう思うよりほか、

自分が「浮かばれない」というか、「最も深い洞窟」から「地上」に上がって来れる気がしなかった(笑)。

だから、スタートは、それでもいいと私は思っています。

2002年から2013年まで11年にわたる警察官、知能犯刑事としての旅をひと通り終えて、2013年から独立起業して、辛くも、生き延びて来れました。

※内情は先ほど、お話ししたとおりですが(笑)。

2017年7月7日。

そんな私の体験談を上智大学で学生の皆さんにお話しさせていただく機会に恵まれました。

そこには、私の予備校講師時代の生徒さんも何人かいました。

私の「恥ずかしい体験」をそのまま学生さんたちにお伝えして、笑ったり、引かれたり(笑)、共感されたり、決してまとまりのある良い話とは言えませんが、なかなか聞けない「希少な話」にはなったと思います。

はりきって内容を盛り込みすぎたので、90分の授業中に質疑応答の時間が取れませんでしたが、授業後に、質問をしてくれた学生さんが一人だけいました。

「今まで、死にたいと思ったことはなかったんですか?」

あの時の学生さん、ありがとう。

私は元気です(笑)。

さて、話をいまに戻します。

先週の2018年11月23日、栃木県小山市立中央図書館さまにて、ビジネスセミナーに登壇させていただきました。

来週の2018年12月8日、大分県・大分県済生会日田病院・大分県社会福祉協議会主催「権利擁護・地域生活定着支援セミナー」にて基調講演をさせていただきます。

年が明けて、2019年1月19日、沖縄県うるま市にて「元刑事が見た発達障害」講演をさせていただきます。

また、来年1月は沖縄に続いて、京都にてホテル経営者の皆さんにビジネスセミナーを提供するチャンスにも恵まれました。

これも、皆さまの温かいご支援のおかげです…。

お金がないこと、仕事がないこと、自分が売りたい商品が簡単に見つからないことは、私にとってはラッキーなことだと思いました。

それだけ自分自身(ひいては、自分の顧客)を知るキッカケになりましたから…。

そんな感じで…未熟者の私は、まだまだ旅の途中です。

日々、修行…!!

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写真は、2011年10月、荏原警察署にて。

同年10月6日、警部補に昇任配置した初当番の日に、麻薬密売人を職質検挙したときの記念です。

ここで、皆さまにインタビュー記事のお知らせです。

詳しくは、今すぐURLをクリックしてご覧ください。

「CREM」そこはかとなく好奇心を刺激するクリエイターの秘密基地。

(執筆:丸山亜由美さん)

「教育・研修系のファシリテーター必読 元・刑事が語るファシリテーションの極意」

【第1回】予備校からひも解くファシリテーション:取り調べ室と教室は同じこと、その訳は?

http://cre-m.jp/sumiwo_01/

【第2回】取り調べ室からひも解くファシリテーション:犯人をも協力者にできる刑事のホスピタリティとは?

http://cre-m.jp/sumiwo_02/

2015年7月27日

【第3回】人生のどん底からひも解くファシリテーション:人の痛みが分かるようになった、人生最悪の状況とは?

http://cre-m.jp/sumiwo_03/

日本最大級の読書会コミュニティ「Read For Action」オフィシャルブログ

(執筆:下良果林さん)

【Read For Action 4つの成長ステージ】自分のセールスポイントが見えてきた

http://blog.read4action.com/interview/20170119/index.php

もしリーディング・ファシリテーターが大学の講義に登壇したら……???

http://blog.read4action.com/interview/20170722/index.php

リクルートらしさオンライン

(執筆:高山ゆみこさん)

2018年9月4日

「元刑事」。相手の心を開く目と言葉を武器に、社会の課題にコミットしたい

https://www.r-staffing.co.jp/rasisa/entry/201809041464/

小学館ダイム公式サイト「@DIMEアットダイム」
(執筆:高橋晋平さん)

2018年11月5日 元刑事に聞いた、月曜の憂鬱がなくなる「非日常」のつくり方

http://dime.jp/genre/620691/

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